みなさんこんにちは!フカヤブログ担当☆です。
自転車乗りの永遠の悩みと言えば…サドル選びではないでしょうか。
数えきれないほどのメーカーがあり、また各メーカーの中にも多くのモデルが存在しています。
その為、”沼”とも称される深みからなかなか抜け出せずにいる方も多いのではないかと思います…!
そんな悩みを解決するため、今回はプロチームからの信頼も厚く、弊社で長年取り扱いを行っているセライタリアのサドル選びポイントをお伝えしていきたいと思います。是非チェックしてみてください!
セライタリアのサドルフィッティングサービスとしてはidmatchというものがあります。
このような機器を使って骨盤の幅や柔軟性を測って、おすすめのサイズを出すことができます。
(詳細は後述しますが、S1・S2・S3 / L1・L2・L3といったものがこれにあたります)
現在は大まかにはなりますが、計測器なしでウェブ上で簡単に同様の結果を確認することも出来ます。
idmatch experience(本国サイト)
一度もスポーツバイクに乗ったことがない方は、まずはこちらを試してみてください。
しかし、実はこの計測でもカバーしきれない点があります。
SとLはサドルの幅を意味しているのですが、以前はこのモデルはS、このモデルはLというようにワンサイズしかなかったため、これである程度絞り込みが出来ました。
しかし現在はどのモデルにもSとL両方のサイズが存在しているため、絞り込み結果が多くなりすぎて、結局どれを選べばいいの??
と、なってしまうわけですね。
細かな点はいろいろとあるのですが、今回は分かりやすく大きく2つに分けて解説していきます。
(意図的に表現を崩している部分もございますのでご容赦ください)
1.モデルの選び方
2.形状の選び方
1.モデルの選び方
まずは横から見たときの形状です。
大きく分けて3種類あります。
こちらでは骨盤の傾きなどについても言及していますが、簡単に申し上げますと「お尻をどの程度動かしたいか」がキーポイントです。
長距離を乗る場合など、着座位置を乗車中に動かす傾向のある人はFLAT
1点にある程度固定したい方はWAVED
その中間がNEUTRAL
このように考えてください。
長きに渡って安定して最も販売されているモデルはSLRですが、これは中間のNEUTRALです。
つまり良い言い方をすれば両者のいいとこ取り、別の言い方をすれば無難と言えるところがこの結果につながっているものと思います。
2.形状の選び方
次に上から見たときの形状、サドルの幅と穴の有無についてです。
セライタリアのサドルには、必ずS1・S2・S3 / L1・L2・L3というサイズが設定されています。
S/Lが幅、数字が穴の開き方を表しています。
まず幅についてですが、最初にご紹介したidmatch experienceを試してみてください(より正確に知るには計測を行うのがベターです)。
もし既に持っているサドルがあるのであれば、それと大きさを比較してみるのも有効な手段です。
幅の狭いものがSサイズ、広いものがLサイズとなっています。
ちなみに、最も日本人に多いとされているのはSサイズです。
次にサドルの穴についての考え方としては
柔軟性がない → あまり上体が前に倒れない → 穴なし
柔軟性がある → 上体が前に倒れやすい → 穴開き
というようになっています。
1が穴なし、2は小さめの穴(FLOW)、3が大きな穴(SUPERFLOW)となっています(現在の展開に2は存在していません)。
以上のように、
まずは乗り方から「モデル」を絞る
次に自身の身体から「形状」を決める
と進めていくと、実は意外とシンプルなセライタリアのサドル選び。
ここまでくれば、あとは用途や予算に応じて自ずと自分にあったモデルが見つかるはずです。
ただ、最後は実際に乗って試してみないと分からない…という不安は当然ありますよね?
そういった方のために、弊社製品取り扱い店では1週間程度を目安としたレンタルのサービスもご提供しております。
(詳しくは店舗までお問い合わせください)
100年以上の歴史を誇るサドルのスペシャリスト、セライタリア。
サドル選びの際はぜひチェックしてください!