グラベル・ツーリングに最適!DAVOS FBS-2の進化を徹底解説

フカヤオリジナルブランド【DAVOS】

「FBS」はフロントバッグを支える重要なアイテム

今やツーリングやグラベルライドでは定番のアイテムとなった「フロントバック」
そのフロントバッグは長距離ツーリングやグラベルライドに便利ですが、サイズの小さいバイクでは重さや形状によってはハンドルやタイヤに干渉し、走行中に不安定になることもあります。
特にオフロード走行時は、バッグに重いものを入れすぎが原因で揺れや垂れ下がりタイヤに擦れてしまいバックの破損や最悪の場合は転倒につながる不安定状態になりかねません。

そこで登場したのがフロントバックサポーター「FBS-1」でした。
DAVOSの「FBS-1」はこの問題を解決するために開発され、多くのサイクリストに支持されました。

そして、近年のバイクの変化やユーザーニーズに合わせ改良を施し使いやすさを求め「FBS-2」へと進化しました。

本記事では、その開発経緯と改良点を詳しく解説します。

フロントバッグ装着時の課題

  • バッグの垂れ下がり
    フロントバックは走行時の振動や重量により、バッグが前輪に接触するリスクがありました。
    タイヤとの接触による摩耗や破損を防ぐために「FBS」はサポーターとしての機能がメインになっています。
  • フレームへの接触
    バッグが揺れることでバック本体がフレーム(ヘッドチューブ)と擦れてしまい、大切な愛車に傷がついてしまいます。
    不用意な接触を未然に防ぎハンドリングにも影響が出ないようにフレームとのクリアランスを確保できるようになっております。
  • ハンドル上部のフロントライト
    一部のフロントバックではハンドル上部にマウントしたフロントライトがバックに干渉していまい上手く路面を照らす事ができない問題がありました。FBSシリーズにはサポーター下部のベース部分に「GPマウント(GoProマウントと同形状の規格)用」のネジ穴が3ヶ所用意されております。そこへ「REC-MOUNTS(レックマウント)」から販売されているパーツ各メーカーのアダプターと組み合わせて取り付けることでサポーターの下からフロントライトを取り付け照らす事ができるようになっております。


    FBS-1の開発経緯に関しては「コチラ」の記事でも解説しております。

「FBS-2」への進化:主な改良点

ユーザー様の悩みや要望を具現化し模造品が販売されるほど大人気となった「FBS-1フロントバックサポーター」
しかし「DAVOS(ダボス)」は、変化する日本市場のニーズを探究し続けている日本の総合卸問屋「フカヤ」のオリジナルブランド。

ツーリング・グラベルライドの普及に伴い新たなるニーズも増えて「FBS-1フロントバックサポーター」に更なる改良を加え「FBS-2」へと進化。

1. 突き出し幅の最適化

「FBS-1」は当時のツーリング・グラベルバイクに多く採用されていた。突き出し幅(長さ)が80~110mmのステムを想定して開発された製品でした。

しかし近年、ロングリーチやサスペンションフォークを想定としたフレームが発売されるようになり、アッセンブルされているステム長も短めのステムへ変化。

そこで突き出し長が70~100mmに対応できるようにベースプレートの長さを変更。
これにより、短めのステムでも違和感なく装着可能に。

2. 上下調整幅の拡大

フロントバックはロングライド・ツーリングブームに後押しされてFBS-1と同様に空前のブームとなり、今や定番のアイテムへと進化しました。
それに伴い様々な形状・大きさが各社から発売され、サイズも多種多様になっていきました。

そのためFBS-1ではサポーターの高さ(上下)調整幅が75~95mmだったのを、FBS-2では80~105mmに拡張。
より多くのサイズのフロントバッグに対応可能になり、タイヤクリアランスの少ないバイクにも対応しました。

FBS-2のメリット

安定したフロントバッグの固定
:バッグの垂れ下がりを防ぎ、安全性が向上。
幅広いバイクに対応
:ステム長やハンドル形状を問わず、さまざまなバイクに適応。
取り付け・調整のしやすさ
:コラムスペーサー間に挟み込むだけのシンプルな取り付け方法。
ライトマウントの併用が可能
:追加でGPマウントを使用することで、ライトやアクションカメラの取り付けも可能。
軽量かつ高剛性な設計
:軽量化しつつ、剛性を確保して耐久性を向上。
シンプルな構造
:ベースマウントの着脱もボルト2本で対応可能。
安価な価格設定
:こんなに便利なアイテムなのに税込み3,190円と安価な価格設定

使用時の注意点

⚠️ 適切なトルクで固定
:コラムスペーサー間に挟み込むだけの構造のため、トップキャップボルトやステムボルトを強く締めすぎないよう注意。
⚠️ 定期的なネジの締め直し
:長期間の使用でベースプレートを固定しているネジが緩む可能性があるため、定期的にチェック。
⚠️ バッグの重量制限を守る
:あくまでも「サポーター」でキャリアでは無いため、過度に重い荷物をフロントバックに入れないように適切な荷重管理を。
⚠️ フロントタイヤとの干渉チェック
:サスペンションフォークを取り付けたバイクでは、サスペンションがフルストロークした際にサポーター下部とタイヤが接触しないか確認が必要。
⚠️ 取り付けできないバイクもある
:内装式・ハンドル一体型のステムやコラムサイズが1インチや1.5インチなどの特殊サイズのバイクには取り付けできません、ご購入前に最寄りの販売店様にご相談ください。

まとめ

DAVOS FBS-2 フロントバックサポーターは、FBS-1の基本機能を維持しながら、ユーザーの声を反映して進化しました。
突き出し幅や上下調整範囲の改良により、より多くのバイクに適応可能。
フロントバッグの安定性を高めフロントライトやアクションカメラを取り付けれることで、快適なツーリングやグラベルライドをサポートします。

フロントバッグをより快適に使いたい方、特にグラベルやツーリングライダーには、ぜひ試してほしいアイテムです。

製品の詳細はこちらDAVOS FBS-2 製品ページ

 

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