【SHIMANO】新DURA-ACE Di2 好評発売中!!

既に出荷が始まっている新DURA-ACE Di2 R9150シリーズ。
弊社展示会でも特に反響の大きかったシンクロシフトセミシンクロシフトについてご案内しようと思います!
DURA-ACE Di2


ファームウェアのアップデートは必須!

ファームウェアのアップデートは必須!

※R9150組付けの際に必ず全ての機器のファームウェアをアップデートして下さい。

・シンクロシフトとは?
MTBのDi2では既に導入されているシンクロシフト。前後のギアコンビネーションを駆使し、
シフトアップ、シフトダウンの2つのボタンだけでフロント、リアのディレイラーを自動で操作し、
最適な駆動効率でギア比を上げていくモードです。
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画像の例ではフロントは52×36、リアは11-30Tの構成でシンクロシフトを設定しました。
緑矢印はシフトアップ時のギアの変化、青矢印はシフトダウン時の前後ギアの移り変わりを示しています。

シフトアップ時
①のフロント36T、リア30Tのギア比1.20から緑矢印の順にシフトアップして行きます。
7速目の15T、ギア比2.40のときにシフトアップすると、フロントがアウター52Tに変わり、リアは19Tに落ち、ギア比は2.74となります。

シフトダウン時
②のフロント52T、リア11Tからシフトダウンする場合はギア比4.73から青矢印の順に落ちていき、ギア比1.93時にシフトダウンするとフロントが36Tに落ち、リアが21Tに上がりギア比1.71に。

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つまり、まるでフロントシングル、リア14段のドライブトレインのように、
シフトアップ、シフトダウンのボタンだけでシンプルにギア比の調整を行えるというもの。
もちろんフロントシフトスイッチでフロントディレイラーだけ動かすことも可能。
ブラケットトップのスイッチをシフトスイッチに割り振ればDi2の可能性は更に広がります!

・セミシンクロシフトとは?
R9150シリーズで新たに導入されたセミシンクロシフト。
シンクロシフトがギア比ベースのシステムなのに対し、セミシンクロシフトはフロント変速ベースのシフトモードです。フロント変速時にリアが自動で1~3段(出荷時は2段)変速することで、ギア比の変動を抑えます。
言葉で説明すると凄くシンプルなことですが、登り、下り、平地などの区間がある程度続くロードレースには、セミシンクロシフトが最適でしょう。登りの区間はインナー、それ以外はアウター、等と使い分ける為、その度にリア変速を調整しなくても感覚的にアウターインナーを切り替えることができます。

確実でストレスフリーなDi2はプロにはもちろん、シフトチェンジスキルの乏しいエントリーユーザーもシンクロシフト、セミシンクロシフトで効率的なライディングが可能になることでしょう。

フラッグシップの名に恥じないDURA-ACE Di2 R9150シリーズ。
インストールすれば言葉で語るよりも、その素晴らしさを理解して頂ける傑作コンポです。