【Bryton Rider 550徹底レビュー】1.5万円でカラー液晶!コスパ最強の新型サイクルコンピューター

Bryton

サイクルコンピューターブランド「Bryton(ブライトン)」から、待望のカラー液晶を搭載した新型エントリーモデル「Rider 550」が登場しました。

魅力的な価格はそのままに、視認性の高いディスプレイや便利な新機能が追加されています。

この記事では、Rider 550の進化したポイントや、上位モデル「Rider 650」との違いを解説し、どのような方にオススメなのかをご紹介します!


Rider 550の主な特長と進化したポイント

Rider 550は、従来モデルの基本性能を踏襲しつつ、主に4つのポイントで大きな進化を遂げています。

① 視認性が向上した2.8インチカラー液晶

エントリーモデルながら、2.8インチのカラー液晶を搭載しました。これにより、走行データやナビゲーションの視認性が大きく向上しています。

さらに、周囲の光に合わせて輝度を自動調整する「環境光センサー」も搭載。日中の強い日差しやトンネル内でも常に見やすい画面を保ちます。

② 危険度を視覚的に察知できるレーダー連携

リアビューレーダー(Gardia R300Lなど)との連携機能が強化され、後方から接近する車両の危険度を視覚的に識別できるようになりました。

  • 緑色(安全):車両なし → 車両が接近していない場合は消灯
  • 黄色(注意):車両が接近中
  • 赤色(危険):車両が高速で接近中

これにより、音だけでなく視覚的にも危険を察知でき、安全性が向上しています。

③ 最大37時間の圧倒的なバッテリーライフ

エントリーモデルながら、クラス最高レベルの最大37時間というバッテリーライフを実現。長距離ライドで充電の心配を減らしたい場合はもちろん、日々の通勤通学でも充電頻度を減らせるため、ズボラなサイクリストにとっても嬉しいポイントです。

④ 上位モデルと同じネジ止め式の爪

マウントの爪が、上位モデルと同様のネジ止め式に改良されました。これにより、万が一爪が破損した場合でもパーツ交換で対応でき、修理費を抑えられます。さらに、Garminマウント用の爪も標準で付属しており、ハンドル専用マウントでも使いやすくなっています。


上位モデル「Rider 650」との違い

両者の最大の違いは「地図データの有無」「操作方法」です。

機能 Rider 550 Rider 650
ディスプレイ 2.8インチ カラー液晶 2.8インチ カラータッチ液晶
操作方法 ボタン操作のみ タッチ + ボタン操作
地図データ なし(ルート線と分岐点表示) あり(詳細マップ内蔵)
バッテリーライフ 最大37時間 最大33時間
本体価格(税込) ¥15,730 ¥24,750

地図データの有無

  • Rider 650: デバイス内に地図データを内蔵。知らない土地でも周囲の状況を確認しながら安心して走りたいサイクリスト向け。
  • Rider 550: 地図データは内蔵しておらず、事前に作成したルート(線)をなぞるナビゲーション。 曲がり角では交差点の形を画像で表示する「分岐点スナップショット」機能があり、シンプルなルート案内で十分なサイクリスト向け。

操作性とバッテリーライフ

Rider 550はタッチ操作に対応しておらず、物理ボタンを使って操作します。

ボタンはラバー加工で滑りにくく、しっかりとしたクリック感があるため、グローブを着けていても問題なく操作できました。

ボタン配置はBrytonの従来モデルと共通点が多いため、これまでBryton製品をお使いの方には馴染みやすいでしょう。SシリーズやRider 750SEなど、タッチ操作対応の上位モデルから乗り換える場合は、少し操作に慣れる時間が必要です。

バッテリーライフはRider 550の方が4時間上回っており、同価格帯の他社製サイコンと比べてもトップクラスの長寿命です。


まとめ

「カラー液晶のサイコンに買い替えたいけど、多機能すぎて持て余しそう…」
そんなサイクリストにとって、Rider550はまさに“ちょうどいい”一台です。

  • 詳しい地図はスマホで確認するから、最低限のルート案内があれば十分
  • こまめに充電するのは面倒だから、バッテリーライフは長いほうがいい
  • タッチ操作よりもボタン操作のほうが好み

これらのニーズに一つでも当てはまるなら、ぜひRider 550をご検討ください!

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