6月に入り、MTBで遊びやすい季節になってきましたね。
最近MTBを買った友人からカスタムの相談を受けたので、今回は最初のアップグレードとしてオススメの”ブレーキ”を取り上げます。
ブレーキアップグレードのメリット
エントリーからミドルグレードのMTBにはノングレードのブレーキが採用されていることが多いですが、本格的なトレイルコースや下り系のコースでは頼りなさを感じることがあります。
友人から相談を受けたのも、「ブレーキの効きが足りなくて本格的なコースを走るのが怖い」という話が発端でした。
走り方に対してブレーキ性能が不足していると、強い力でレバーを握る必要があるため指が疲れますし、長時間ブレーキを掛け続けることでローターやパッドの温度が上がり、制動力が低下する”フェード現象”が起きてしまうことも…
ブレーキをアップグレードすると、軽い力でしっかり減速できるため指が疲れにくくなりますし、制動距離が短くなるためカーブ直前まで加速でき、メリハリのある走りを楽しめるようになります。
まずはエントリーモデルのDEOREでも十分効果あり!
エントリーモデルのDEOREとハイエンドモデルのXTRの違いは、パーツ重量やブレーキのタッチといった”制動力以外の差”が大きいため、制動力アップが目的ならDEOREでも十分効果を感じられます。
今回は、ノングレードのブレーキ(MTシリーズ)をDEORE 12s(M6100シリーズ)にアップグレードした場合のメリットを3つご紹介します。