え!?ダボ孔が無いのにキャリアが付けられちゃう?便利な2アイテム!!

みなさんこんにちは!フカヤブログ担当☆です!

鞄に収めきれないアイテムをずばっ!と解決。
FR-1フロントラックの利便性については前回紹介させて頂いた通りです。
まだ、確認していない!という方は是非下記アドレスから飛んでみて下さい。

<パッキングをスマートに。収まりきらないアイテムを解決!DAVOS「FR-1 フロントラック」>
http://blog.fukaya-nagoya.co.jp/2022/08/30_fr-1.html

さて、今回はその続きとなります。
前回の最後にも少し書きましたが、今回はダボ孔の無いフレームにもFR-1 フロントラックを取付ける方法になります。

ではまず、結論から行きましょう!
ダボ孔の無いフレームには2つのアイテムを使う事で取り付け可能です!

早速紹介に入るその前に、自分のバイクがあればまず確認してほしいポイントがあります。
FR-1に限らず、キャリアの取付けにはコラム下部のフォーク間にあるダボ孔(1箇所)+フォークエンドにあるダボ孔(左右1箇所)の計3か所で固定し、キャリアを支えるのが基本です。

(※コラム下部のフォーク間にあるダボ孔に固定 [1箇所])



(※フォークエンドのダボ孔に固定 [左右で2箇所])

では自分のバイクで写真と同じ箇所を確認してみて下さい。
同じようにネジ止めできる穴が開いていれば問題はありません。
今すぐFR-1フロントラックを取付けて楽しめちゃいます!

ですが、中にはこういうパターンもの車体も…!

え!!私のバイク、ダボ孔が無い!?

この場合は残念ながらFR-1 フロントラックを取付けることが出来ません。
申し訳ありません…と!普通のメーカーならいうかもしれません。

しかし!DAVOSは違います。

この状態でも取付けられる方法を考えてしっかりアフターフォローをしています。
それではいよいよ2つのアイテムを紹介しましょう!

  • DAVOS「FR-1用キャリアステー」

1つ目は「FR-1用 キャリアステー」になります。
そもそも基本ランドナー系のバイクにダボ孔は付いている物なのでは…?
なぜついていないのか、その理由は肥大化するタイヤサイズにあります。
昨今のグラベルバイクはどんどんタイヤサイズが太くなってきています。
太いタイヤにするほど、タイヤ自体の高さも上がっていきます。
その為、太いタイヤを履くとフォークの又部分と干渉してしまう恐れがでてきます。
避けるためにはクリアランスを多く取らなければならず、結果フォークの根の部分をどんどん薄くしてしまう事になります。
そこに孔を開けてしまうと強度的に不安がある…という訳です。
DAVOSの車体で例を挙げると「D-604」「M-605」はダボ孔を設けていません。

ではどうするか。DAVOSは考えました。

コラム下部にダボ孔が無いのなら、コラム部分で取り付ければよい!

と。考案されたのが「FR-1用キャリアステー」になります。

一般車(所謂ママチャリ)と同じくコラムからステーを伸ばしてキャリアを支える構造になっています。

DAVOSのフレームに使用することを前提で製作していますが、サイズや突き出し幅を調整可能な為「FR-1用」としていますが条件次第で他メーカーの車体でも使用可能です。

この便利アイテム、気になる価格は…!

驚きの¥1,980(税込)、は、破格です!

この手のアイテムは価格で躊躇してしまうのが常ですが、DAVOSはコストを抑えユーザーに使っていただくことを重視しています。

ちなみに現状「D-309」のような内装型の特殊コラムは円柱形では無い為使用することは出来ません…が、対応モデルを目下開発中です。
変化に合わせて、製品を改良していけるのがDAVOSの長所です。

2.DAVOS「キャリア用フロントスルーアクスル」

もう1つのアイテム「キャリア用フロントスルーアクスル」も紹介します。
こちらはフォークエンドにキャリアダボが無い場合に使用します。
当然ながらキャリアダボが無いとキャリアの脚を支えることが出来ません。

初期の頃に発売されたディスクロードやシクロクロスはレースを走ることが目的でした。
レースにキャリアは不要。そのためキャリア用のダボ孔を付けていない車体が多くありました。
しかし…!現在乗っている方はどうでしょう!?
大半はロードもシクロクロスもレースではなく、ツーリングやグラベルを目的として乗っているのではないでしょうか??

ですが、「キャリアをつけるためにダボ孔が欲しいからフレームを買い直すか~。」
と、なる方は恐らく超レアケースです。
キャリアを付けるという理由だけでフレーム1台を買い直すってかなりのコストがかかりますし、今までの相棒から乗り換える事になってしまします。

そこでフロントフォークにダボ孔が無くてもキャリアをつける方法は無いか?
DAVOSは考えました…はっ!

スルーアクスルをキャリア用ダボ孔の代わりにしてしまえばよい!

なんとスルーアクスルの軸棒の内側にネジ穴を立てるという発想をしました!
こうすることで、アクスルをキャリア用ダボ孔の台座に見立ています。


キャリア固定用にM5×12mm 2本/M5×16mm/2本が付属しているのでどちらかを使用して固定すればOKです!
長さ調節用にスペーサーも入っていますよ。

さらにネジピッチは3タイプご用意しております!
フレームによってネジきりピッチが異なっていても対応できるようになっています。
・M12×100mm/ピッチ 1.0
・M12×100mm/ピッチ 1.5
・M12×100mm/ピッチ1.0ダブルリード2N


(※寸法例:M(径)12mm×P(ピッチ)1.0×長さ125mm)

さて、気になる価格ですが…

なんと!¥1,650(税込)になっています。これもまた破格!!

「FR-1用キャリアステー」と同じく利益より買いやすさを重視し、価格を抑えています。
他メーカーと比較すると良いアクスルは1本が¥5,000~¥6,000ということもあるのでこの価格には驚くと思います。

まとめ
如何でしょうか!?
ダボ孔のない車体にキャリアを取付けたいとお悩みの方へのベストアイテム。
「FR-1用キャリアステー」と「キャリア用フロントスルーアクスル」を組み合わせれば現在お使いの車体にキャリアを取付けることが出来るようになります。

そしてお気づきでしょうか!
「FR-1フロントラック」「FR-1用キャリアステー」「キャリア用フロントスルーアクスル」この3点セット…

まとめて購入しても価格は¥10,000程に収まります!!!

コスト面のハードルはかなり低いですよね。
特にこれからパッキングデビューという方には揃えるアイテムが沢山あると思います。
サドルバッグ/フレームバッグ/ハンドルバッグ/ステムバッグ/輪行バッグ…等々
コストを抑えられというのはかなり大きなメリットではないでしょうか!?

暑さも和らぎつつあり、パッキングデビューを行うには適した時期がやってきます。
今秋は「FR-1 フロントラック」「FR-1用キャリアステー」「キャリア用フロントスルーアクスル」の3アイテムでバイクパッキングを満喫しちゃいましょう!


【FR-1用キャリアステー】
<可動域>
突き出し幅:70~100mm(30mm調整可能)
上下幅:115~185mm(70mm調整可能)
・1-1/8 サイズ専用
・取付け可能ヘッドチューブ長: 最大 170mm 
・天板用取付けボルトは付属しませんキャリア付属のボルトをご使用ください。
・ヘッドチューブにアウター受けがあるようなフレームでは、ケーブルと干渉する可能性がございます。

価格:¥1,980円(税込)

<製品紹介ページ>
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/fr-1_carrier_stay/

【キャリア用フロントスルーアクスル】

<サイズ>
エンド幅:100mm
M12×100mm/ピッチ 1.0
M12×100mm/ピッチ 1.5
M12×100mm/ピッチ1.0ダブルリード2N
※ダブルリードについては一部ブランドに採用されている規格となります。
 通常のネジピッチ1.0とは規格が異なりますのでご注意ください。

<付属品>
キャリア固定用ボルト
・M5×12mm 2本
・M5×16mm 2本
・スペーサー

価格:1,650円(税込)

<製品紹介ページ>
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/front-throughaxle/