自転車を車に積むと行動範囲が一気に広がりますが、ルーフキャリアやヒッチキャリアをつけるのはハードルが高いですよね。
今回は、手軽で安全な車内積載に役立つアイテム「VERGO」のご紹介です。
VERGOとは
VERGOは、自転車用アクセサリーの老舗ブランド「ミノウラ」が販売している自転車用車載ベースです。
ルーフキャリアやヒッチキャリアと比べて手軽に導入でき、自転車を安全に積載することができます。
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VERGOを使うメリット
設置が簡単
ルーフキャリアやヒッチキャリアの設置は大変ですが、VERGOは置くだけで簡単に設置できます。
コンパクトなので積みっぱなしでも邪魔になりませんし、使わないときは簡単に降ろせます。
自転車の破損や盗難防止
自転車が雨風や直射日光にさらされる車外積載と違い、VERGOを使った車内積載は自転車にやさしい車載方法です。盗難防止にもなるため、買い物や宿泊の際も安心できます。
走行ルートや駐車場所の制限なし
ルーフキャリアやヒッチキャリアを使うと車の高さや長さが変わるため低いトンネルや高架下、狭い駐車場を避ける必要がありますが、VERGOを使えば走行ルートや駐車場所を自由に選ぶことができます。
VERGOのデメリット
車内スペースが圧迫される
VERGOを使う際は基本的にリアシートを倒す必要があるため、車内スペースが圧迫されます。
キャンプ等荷物が多いイベントに出かける際や、出先で荷物が増える場合は注意が必要です。
車種によっては使用できない
ミニバンやステーションワゴンでは基本的に使えますが、セダンや一部コンパクトカーでは使用できません。
きゅうべいさんのブログでいろいろな車種を検証していますので、参考にしてください。
VERGOの選び方
1. 自転車のサイズを調べる
前輪を外した状態で自転車の高さ、横幅、ハンドル幅を測ります。
2. 車に自転車が入るか確認
荷室の広さを調べて自転車が入るか確認します。
ギリギリ入らない場合は自転車のサドルを下げたり後輪を外して自転車のサイズを再計測してください。
実際に自転車を積み、リアゲートが閉まるか確認すると確実です。
3. 自転車の規格を調べる
自転車のホイールを固定する規格を調べます。
リムブレーキの自転車はクイックレリーズ、ディスクブレーキの自転車はスルーアクスルを採用しているモデルが多いです。
クイックレリーズ、15mmスルーアクスルの場合はVERGO TF、12/15mmスルーアクスルの場合はVERGO TAが適合します。
15/110mmブーストフォークの場合はオプションパーツ「VERGO-TF用15/110mmブーストフォーク受け」が必要です。
オプションのアダプターを使えばTF↔️TAを変換できますので、将来的に使う自転車が変わっても対応できます。
4. 積載台数に応じてモデルを選択
1台積載…VERGO TF1/TA1(レール長660mm)
2台積載…VERGO TF2/TA2(レール長990mm)
3台積載…VERGO TF3(レール長1,300mm)
TF1/TA1は最も安くコンパクトですが、レール長が660mmと短いため他のモデルと比べると安定感が劣ります。
殆どの車は荷室幅が990mm以上ありますので、ホイールホルダー標準装備のTF2/TA2をオススメしています。
TF3はレール長が1,300mmと長く、使用できる車種が限られますので注意が必要です。
左右のズレが気になる場合は長さ調整可能なオプションレール「VERGOスライドレール」を使うことでレールを横幅ぴったりに合わせることができます。
まとめ
VERGOを使った車内積載は、手軽で安全な自転車の車載方法です。
設置が簡単で、自転車の破損や盗難のリスクも軽減できます。車種や使用シーンに合わせて最適なモデルを選び、素敵な自転車ライフをお過ごしください!
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