みなさんこんにちは!フカヤブログ担当☆です。
アウトドアに定番のオール・イン・ワンクッカーの「ジェットボイル」。
荷物の量を抑えられるためサイクリストにとっては最適なクッカーですが、持ち運びについて考えたことはあるでしょうか?
今、アウトドアの主流はUL(ウルトラライト)、自転車でのパッキングはなるべく軽くするのが鉄則です。クッカーを積むために鞄を付け足す…というのは自転車が重くなってしまう要因となります。
今回はそんな問題を解決することができるアイテム、DAVOS「JBケージ」をご紹介したいと思います。
DAVOS「JBケージ」
【上】カラー:ブラック 【下】カラー:チタン
外径104-105mmまでならスッポリ収まるケージです。ジェットボイルだけでなく他社製にも使用できます。
取っ手の部分はケージの隙間に丁度収まる設計になっています。
実はパッキングアイテムには同じDAVOSからグラベルパッキングケージ「GP-1」が発売しています。
(GP-1:https://fukaya-nagoya.co.jp/product/gp-1/)
輪行袋からテント、もちろんジェットボイルも固定可能な万能ケージとなっていますが、様々なサイズに対応するため縦横にストラップを巻いて固定する必要があります。
しかし、日帰りのような軽いアウトドアであればジェットボイル一つあれば十分です。
そういった場合はストラップを毎回つけて外すのは非効率となってしまいます。
その為、目的地でさっと取りだしてお湯を沸かすことのできるケージを開発しました。
では詳しく紹介していきたいと思います。
JBケージのレール部は箕浦のSC-100(スライドケージ)をベースにしており、上下8段階・最大7cmの範囲で位置調整が可能です。
【JBケージレール部分】
ダボ穴さえあればフォーク・ダウンチューブ・シートチューブなど取り付ける位置を変えることができ、スライドさせることで荷物がお互い干渉しないように位置を調整することができます。
【ダウンチューブに取り付けた際の可動域例】
【ボトルと干渉をすることなく取り付けた例】
バイクパッキングのコツは荷物(特に重い物)を車体中央下部、BB(ボトムブラケット)に近づけることです。そうすることで、操作性・走行性が安定します。
前ハンドルに荷物を載せすぎてハンドル操作が重くなったといった経験はあるのではないでしょうか?
JBケージなら、クッカーもボトル類も理想の位置に取り付けることができます。
サイズはジェットボイルが収まるサイズなので、一般的なボトルケージと比べると大きくなります。
冒頭にも記載していますが、対応可能なサイズは外径104-105mmまでのクッカーです。
ジェットボイルシリーズでは「フラッシュ」「ジップ」「マイクロモ」に対応しています。
サイズ内であればMSRなど、他社製のクッカーを収めることも可能です。
【左】ジェットボイル 【右】MSR
本来パッキングには手ぬぐいなどを使用し隙間を埋めていくテクニックを要しますが、ジェットボイルは隙間なく中身が収納されており、悪路を走行する際に不快となる荷物の揺れが発生しません。パッキング初心者の方には特におすすめとなります。
また、この横幅だとダウンチューブに取り付けた際にクランクと干渉してしまうのではと感じますが、問題なく使用可能となっています。
【クランク内にJBケージが収まる】
素材は高耐久で錆びにくいアルミをパイプ形状に加工した物を使用しています。
アルミは曲がってしまっても手で力を加えれば簡単に形を戻せるという特徴があるのもメリット、使用中に変形してもその場で形をなおすことができます。
またこれを利用し、ケージの幅を絞めることで山道など振動の多い所ではジェットボイルが抜け落ちてしまう事を防ぎ、反対にゆるめれば取り出しやすくすることもできます。
ただし極端に曲げすぎるのは注意、金属が弱り折れてしまう可能性があります。
ジェットボイル=お湯を沸かすという役割から寒い時期に使う物と思われがちですが、そんなことはありません。
夏場に真空保冷ボトルで氷を運び、お湯を沸かして素麺を食べるのも乙ではないでしょうか?そんな時もJBケージなら大きな水筒を避け取付けることが可能です。
グラベル・MTBだけでなく、クロスバイク・ロードバイクにも取り付けられます。
ジャンルにとらわれず様々な遊びの一環に追加してみてください。
まずは、目的地でコーヒーを一杯から始めてみてはいかがでしょうか?
きっと最高においしい一杯になるとおもいますよ!
DAVOS「JBケージ」
対応径:φ10.4×18cmまで
材 質:アルミニウム
カラー:チタン、ブラック
価格:2,750円(税込)
<製品紹介ページ>
https://fukaya-nagoya.co.jp/product/davos_jb/